郵船商事株式会社

entry

special contents

産休・育休
取得社員座談会

多様な働き方で、
イノベーションをうみだせ。

フレックスタイム制やリモートワークも導入しながら、
仕事と家庭の両立など多様な働き方を実現できる環境づくりを進めている郵船商事。
実際に産休・育休を体験したママさん社員3名に集まってもらい、
その感想や仕事への向き合い方の変化について聞いてみました。

H.O.
舶用燃料・潤滑油グループ
燃料チーム

2011年新卒入社。エネルギー事業の舶用燃料グループで5年半、その後、産業燃料グループ広域販売チームで2年半活躍。産休・育休を経て舶用燃料グループに戻り、現在は営業補佐としてのポジションで、バックオフィス業務を行なっている。

S.H.
舶用燃料・潤滑油グループ
潤滑油チーム

2013年新卒入社。舶用燃料・潤滑油グループの営業を約2年担当。その後、人事チームに異動し、産休に入る2019年まで活躍。現在は、潤滑油チームで商材のデリバリー業務を担当している。

M.K.
企画グループ
企画チーム 兼 海外業務チーム

2009年新卒入社。企画グループを経験後、メカトロニクス事業の海外機械チーム、その後エネルギー事業の燃料チーム・潤滑油チームで活躍。計2回の産休・育休を経て、現在は企画チームと海外業務チームを兼任し、管理部門として主に月次実績などを管理している。

※すべてインタビュー時点(2022年2月)の情報です

産休・育休を取得する上で、
不安はありませんでしたか?

この中だと、私が初めての産休経験者なんですけど、当時は営業部門にいて、チームの担当が4人だったので、自身への不安よりも、残りの3人への負担が正直不安でした。でも、その当時の上司をはじめ、チーム員や他のチームの人も「大丈夫?」と声を掛けてくれたり、産休中も「みんな元気に頑張っているから心配しないでね!」と連絡をいただいたり、気持ちの面でもフォローしてくれたのはすごく心強かったですね。

私は産休に入るときは営業部門にいたんですけど、後任の体制についても早め早めに対応してくれたおかげもあって、余裕を持って引き継ぎを完了できたので、大きな心配をすることはなかったですね。

私が産休に入る頃には復職されていた先輩もいたので、実際にお話を聞けたのは頼もしかったですね。むしろ、個人的には復職する時の不安の方が大きかったかもしれません。産休と育休をあわせると、1年ちょっとの間会社の業務に携わらないことになるので浦島太郎状態になってしまうんじゃないかとか。子育てしながら仕事を両立できるのかということのほうが不安でした。

復職時の準備は、
どのように進めていましたか?

育休中は育児だけのタイムスケジュールで過ごしていたので、これに仕事がプラスされると1日をどう回すんだろうって不安だったんですよね。

私も同じような不安はありましたが、復職するチームの中で、私が1人で業務を抱えないようにするために同じ業務を担当してくれる男性社員を用意してフォローしていただけたのは助かりました。

私は産休・育休の期間が1番長く、1人目の育休中に2人目を授かったので、3年近く産休・育休を取らせていただいていました。3年の間に手配する燃料油の種類も環境も大きく変化していたんですけど、一方で社内ではフレックスタイム制やリモートワークの導入も始まって、子育てと両立しやすい環境も整っていたので、そのタイミングで復職できたことは有難かったです。

保育園がいつ決まるのかといったスケジュールとの相談もあるので、復職する前に人事から「どういう働き方がしたい?」とか「必ず希望が聞けるか分からないけど、どういう部署がいい?」といったヒアリングをしてもらえたのも、安心につながりましたね。

仕事と子育ての両立で、大変だったことはありますか?

やっぱり、子どもの発熱で保育園にお迎えに行かなきゃいけないっていうのが、突然出てくるのは大変ですね。予測できないことに対応しながら、それでもやらなければいけない仕事もあるので。

私は出産前、復職後もまた営業部門に戻って営業をやりたいと思っていたんです。でも、実際に子育てを始めてみると、自分がやりたい仕事のスケジュールと育児とがチグハグになってしまうだろうなと感じて。その時にあらためて人生の優先順位みたいなことを考えたかもしれないです。独身の頃は結婚してもバリバリやっていきたいなと思ってたんですけど、そうじゃない時間もあってもいいかなって。もう少し子どもが大きくなってからでもいいかなって考えています。

私も業務を切り上げないといけない状況に直面することがあるので、効率や時間について復職してからすごく考えるようになりました。時短という制度を通して、自分の業務の効率化だけじゃなくて、それをチームや会社全体にも広げて、負担が軽くなるシステムやノウハウを作っていきたい。ママさんだけじゃなくて、みんなにとって働きやすい環境を作ることができれば嬉しいです。

他にも、産休・育休を経験して
感じたことはありますか?

今は管理部門ですが、それまでも異動が多く、様々な事業を経験させてもらってきたので、仕事をしていると自分の中で点と点がつながったみたいな瞬間があるんですよね。そのときに「おもしろい」と思うことが多くて。それはやっぱり郵船商事の仕事じゃないと味わえないことだというのは、産休を通じてより一層思いました。

いろんな事業がありますが、船の運航を様々な商材の手配を通じて陰ながら支えているという、その達成感は他では感じられないですね。

育休中も、ついつい船や石油のニュースを見てしまったりとか。あらためて生活に深く関わっている仕事だなと思いましたね。

今後やりたいことや
目標について教えてください。

今後も産休や育休を取得するという社員が、女性だけでなく男性でももっと出てきていいと思いますし、その環境を作るきっかけになれるのが私たちみたいな産休経験者なのかなと思っています。チームのみんながなるべく時間内で効率よく働ける環境を作っていければと思います。

私自身、産休・育休を経験するまでは、子育てに対する理解が浅かったと思います。時短勤務という限られた時間の中で仕事をしなければいけないからこそ、チームとしてより効率良く動けるように環境を整えられないかなというのは考えています。将来的には営業としての復帰も。次に入ってくる若い世代の子たちにも、そういう背中を見せなきゃと思います。まだ道半ばではあるんですけど。

私も、時間に対する意識は復職前後で大きく変わったなと思っていて。やっと自分の業務とチームの業務が見渡せるようになってきた中で、業務の効率化というのをチーム全体に広げていろんな働き方が実現できるようにしていきたいです。個人的な話なんですけど、去年は簿記に挑戦して、3級ですけど合格できて、仕事と育児をしながら余白を作って勉強する時間も持てるんだという自信につながったんです。今年はさらにTOEICにチャレンジしてみようと思っています。

ページ上部へ戻る