郵船商事、Soxスクラバー、ケープサイズに初搭載

2020年3月17日

郵船商事株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：土屋恵嗣）が販売代理店を務めるEcospray Technologies S.r.l.（イタリア）のSoxスクラバーが、国内船主のケープサイズバルカーに初めて採用され、2020年2月に中国ドックにてレトロフィット工事が行われました。2020年度は、国内船主のバルカー6隻にレトロフィットでの搭載を予定しています。

同社のSoxスクラバーは、圧力損失が少ないコンパクト設計かつ消音効果もある構造が特長で、排ガス分析計の数値とエンジンの負荷に応じて海水流量を調整する装置です。また、納入場所や短納期の要求に応じるべく、欧州を中心に米国・カナダ・中国・日本にもタワー製造工場を有しており、全世界18箇所での製造が可能です。搭載実績は2008年の販売開始以来、180隻を超えており、搭載を控えている船舶を合わせるとトータル340隻（700台）に及びます。

尚、アフターサービス面においては、郵船商事の子会社（AMCOエンジニアリング株式会社）が対応できるようサポート体制も整えていきます。

今後も環境対策品の販売含め、内航・外航問わずあらゆる船舶に対して、幅広く対応できるよう、より一層エンジニアリング面を強化していきます。

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